タート・ロンドン——スイートな食事

材料は5種類だけ——この時季にぴったりの牡蠣をメインの素材として、ふたりが3種のスペシャルなトッピングを考えてくれた。

元は写真家のルーシー・カー=エリソン(Lucy Carr-Ellison)と、『Vanity Fair』誌でインターンをしていたジェマ・ジョーンズ(Jemma Jones)。撮影現場で口にしたケータリング・フードがあまりに酷いものばかりと、自らケータリング会社を立ち上げた。食べることが好きで食に貪欲、新鮮な素材にインスパイアされるというふたりは、フレッシュで五感すべてに美味しい料理を、と来る日も来る日も小さなキッチンで研究を重ねたそうだ。撮影現場で試作をふるまうと、これがたちまち話題になり、今やふたりは業界でひっぱりだこ。カフェも出店する予定というふたりに、五感を刺激してくれる料理のレシピを考えてもらった。

ハラペーニョとミント、そしてパクチー

ハラペーニョのピクルスを10スライス

ミントを3〜4本(茎は取り除き、葉のみを使用)

パクチーを数本

水を大さじ3杯

ハチミツを少々

スプリング・オニオンを1本

以上の材料をミキサーにかけ、液状になったら裏ごしして、できあがり。


レモングラスとジンジャー

種ぬきした赤唐辛子を1本

パクチーを数本

ライムの葉を1枚

レモングラスを1/2本

皮を剥いたショウガを2センチ

米酢をスプーン6杯

ライム1/2個を絞った汁

以上の材料をミキサーにかけ、液状になったらできあがり。


クリスマス・スペシャル

アンゴスチュラ・ビターズを小さじ1杯

みじん切りにしたエシャロット1/2本

シェリー酒ビネガーを大さじ1杯

ハチミツを小さじ一杯

以上の材料を混ぜ合わせたら出来上がり。

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

Read More

ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

Read More

小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

Read More

川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

Read More

動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

Read More

アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

Read More

『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

Read More

ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

Read More

ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

Read More
loading...