things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Nov
9
-
20

NSK100周年記念展覧会「SENSE OF MOTION」

グローバルなベアリング(軸受)メーカー、NSK(日本精工)が、今年創立100周年を迎えた。それに伴い、NSKがRhizomatiks ResearchやAR三兄弟などのアーティストたちと共に、あたらしい感覚を呼び覚ます展覧会「あたらしい動き」を開催する。同時に、国内外の未来をつくる人のための「NSK Future Forum」では為末大やスプツニ子などが登壇する。「あたらしい動き」でこれからの10年、100年の未来の世界を考えたい。

スパイラルガーデン(スパイラル1F) (http://www.bcc-tokyo.jp/gun/) / 2016年11月9日(水)-20日(日)/11:00〜20:00※11月9日(水)は18:00まで/入場料 – 無料

Apr
24
-
Nov
27

「KYOTO EXPERIMENT」京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN

京都から世界へ向けて発信する国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT」が、2016年春の開催の興奮も冷めやらぬこの秋、第7回目を迎えた。多くの身体表現が際立った春のプログラムに対し、今回は“言葉”や“歴史”、“境界”といった、私たちが生きる現代の社会を規定する枠組みに向けて思考を促すような作品が集結。会期後も、多彩な活動で国際的に活躍するアーティスト、マーティン・クリードによる展覧会や、独自の語りの様式を用い演劇的とも評される美術家、小泉明郎によるビデオ・インスタレーションの展示が開催されている。

Martin Creed, Work No. 2630 (UNDERSTANDING), 2016. Presented by Public Art Fund, May 4 – October 23, 2016 at Pier 6, Brooklyn Bridge Park. Courtesy the artist, Gavin Brown’s enterprise New York/Rome, and Hauser & Wirth. Photo by Jason Wyche, courtesy Public Art Fund, NY. © Martin Creed 2016

公式プログラム:

「マーティン・クリード」展覧会

京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA (http://gallery.kcua.ac.jp/#ja) /10 月 22 日(土)-11 月 27 日(日)/11:00〜19:00(月曜休館)/入場無料

小泉明郎「CONFESSIONS」

京都芸術センター ギャラリー北・南(http://www.kac.or.jp/) /10月28日(金)-11月27日(日)/10:00〜20:00/会期中無休/入場無料

Nov
12
-
Mar
31

It's a Sony展

創業70年を迎え、2017年3月末にて大規模リニューアルを控える銀座ソニービル。それに先立ち、ソニービルが歩んだ50年の歴史と今後の進化について、歴代のソニー商品と共に紹介するカウントダウンイベント「It’s a Sony展」が開催される。全138日間、前半と後半の2部に分けて行われ、前半には歴代約730点のソニー製品やエンタテインメント (音楽、映画、ゲーム) の展示、後半には国内外で活躍するクリエイターや新人アーティストによる「未来のPark」がテーマのインスタレーションやライブが行われる。最終日には特別なフィナーレイベントも開催予定だ。

ソニービル 1階〜4階 (http://www.sonybuilding.jp/access/) /2016.11.12(土)/2016年11月12日(土)~2017年3月31日(金)(全138日間)※【前半】 2016年11月12日(土)~2017年2月12日(日)、【後半】 2017年 2月17日(金)~2017年3月31日(金)/11:00~19:00 ※2016年12月31日(土)・2017年1月2日(月)・1月3日(火)は11:00~18:00の営業/入場料 – 無料

Nov
12

映画『ホライズン』

視力を失いながらも踊り続け、バレエ界で最高位の“プリマ・バレリーナ・アッソルータ”の称号を得た伝説のバレリーナ、アリシア・アロンソ。90歳を過ぎた今も、世界的なダンサーを次々と輩出するキューバ国立バレエ団の芸術監督として情熱的に指導を続ける彼女と、その背中を追いかける現在のプリマ、ヴィエングセイ・ヴァルデス。そして、バレエ団への入団を夢見る14歳のアマンダ。オールド・ハバナのノスタルジックな街並みを背景に、世代の異なる3人のダンサーそれぞれの内面を映し出す、詩情あふれるドキュメンタリー映画。

(c)INTERMEZZO FILMS 2015

『ホライズン』(http://www.tk-telefilm.co.jp/horizontes/) /11月12日(土)より角川シネマ新宿、東京都写真美術館ホールほか、順次全国ロードショー/監督:アイリーン・ホーファー/出演:アリシア・アロンソ、ヴィエングセイ・ヴァルデス、アマンダ・ペレス、キューバ国立バレエ団、フェルナンド・アロンソ国立バレエ学校、ほか/配給:T&K テレフィルム/後援:駐日キューバ共和国大使館、日本キューバ友好協会/原題 “Horizontes” /2015/スイス、キューバ/スペイン語/71分/16:9/(c)INTERMEZZO FILMS 2015

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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