髙山エリをつくりあげる、5つのモノ、コト

雑誌、広告、タレントのスタイリング、ひいてはプロップや衣装までをも手がけるスタイリスト髙山エリ。かわいらしく幻想的でありながら、どことなくリアリティを感じさせる世界観をつくりだす彼女をつくり出す5つの要素を紹介。

1

黒いドレス

ファッションの歴史が更新されるとき、いつも、それがあった。たぶん、自分にとってすごく特別なものです。シックにもなるし、まるでゴシックのようなスタイルにもなれる。強くいられるし、ときには少女のような気持ちも持っていられる。

2

白いシャツ

アイロンをかけて「着る」という行為は、ここにあって、どんなに新しいものが現れても、時代が流れても根底にあるもので、普遍的なものであることを忘れないでいるために。これを着られなくなったら、自分は終わりだと思っている。

3

ハイヒール

履いた瞬間、背筋が伸びて緊張感が持てる。家の中では履かないものだから、おそらくこれでオンオフもついてくる。目線が低くなると不安になってしまうから、ないと生きていけないのです。何より、スタイルがよく見えて、服がきれいにみえるから。

4

は、なくて、

5

ひとりでいること

周りの人には恵まれている。感謝している。だからこそ、ひとりでいる勇気とか覚悟を持っていたい。

髙山エリ/スタイリスト

文化服装学院スタイリスト科卒業後、アシスタントを経て、2007年よりフリーのスタイリストとして活動を開始。2012年自費出版印刷物『ギリギリマガジン』発行。2015年にはNHK連続テレビ小説『まれ』の衣装スタイリングを担当する。2016年8月にはセレクトショップ「ハウス@ミキリハッシン」にてレディースブランドの監修に携わるなど、多岐に渡って活動する。

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