things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Dec
27
-
Apr
25

POP GIRL

“DIY女子の集い”として、幅広く活躍する新進気鋭の女性アーティストやタレントを招き、独自の表現活動に迫るイベント「POP GIRL」。記念すべき第一弾となる今回は、2000年代にパリを拠点に活動したポップ・バンドThe Konki Duetのメンバーでもあった、岡本久実によるソロ・プロジェクト"Kumisolo"の新作『KABUKI FEMME FATALE』のリリースと来日を記念して開催。当日は彼女によるパフォーマンスはもちろん、京都出身の女性アーティストCuushe、日仏ハーフのSSW/トラックメーカーMaika Loubtéによるライブ、タレントとしても活動する三原勇希によるDJプレイも行われる。アーティストとしてはもちろん、ファッションアイコンとしても常に注目を集め、ワールドワイドに活躍をする、女性アーティストたちによる豪華な競演を楽しんでほしい。

下北沢ガレージ( http://www.garage.or.jp/8064 )/4月25日(火)/19:00 OPEN 19:30 START/adv/door:¥2500/¥3000 (ドリンク代別¥500) 
※当日デモ音源を持参すると¥500 off

Apr
28
-
May
10

ファションなのか!?アートなのか!?「see bag, buy bag」

国内外で活躍するアーティスト、ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー、ミュージシャン、モデルなどのクリエイターたちがカスタマイズしたトランスペアレント(透明・シースルー)素材のバッグを展示・販売する「see bag, buy bag」展が開催される。参加クリエイターは総勢89名。音楽家の青葉市子、グラフィックアーティストの伊波英里、アーティストのとんだ林蘭、モデル・DJの水原佑果など、注目の女性クリエイターたちも参加する本展では、“バッグ”という素材をキャンバスにした、多種多様なクリエーションを楽しむことができる。日に日に温かさが増し、夏も近づいてきたこの季節に、世界にひとつだけのアーティスティックなバッグを見つけに出掛けてみてはいかがだろう。

表参道ROCKET(http://omotesando-rocket.tumblr.com/post/158950816989/upcoming-ファッションなのか-アートなのか-see-bag-buy-bag )/4月28日(金)〜5月10日(水)※会期中無休/11:00〜21:00 ※4月30日(日)、5月7日(日)〜20:00、5月10日(水)〜18:00/入場無料/詳細はWEB

Dec
27
-
May
21

今村文・森田昌子『撫でていかなければならない』

ともに愛知を拠点に活動するペインターの今村文と森田晶子。今村は植物を主なモチーフに、蜜蝋を溶かしてパネルに定着させる作品を制作、また森田は絵画だけでなく陶芸や映像を学び、顔料や素材の捉え方を独自に探求した作品を手掛けてきた。本展では、今村は東京での初公開となるペインティングとドローイング作品を、森田は全て新作となるペインティング作品を中心に展示。各々で特徴的な表現手法を持ちながらも、絵具の固まりや歪みなどの、自然と生まれる美しさに自分たちも反応していくという、絵画に対する振る舞いに共通の美意識を持つ2人。彼女らの掛け合いによって立ち上がる作品世界から、鉱物や植物、虫といった自然のものに由来する、絵具そのものの美しさや強さをじっくりと味わって欲しい。

WAITINGROOM(http://www.waitingroom.jp/japanese/exhibitions/current.html )/開催中〜5月21日(日)/水・木・金・土 12:00~19:00、日 12:00~18:00/定休日:月・火・祝日/GW中は29日(祝)・30日(日)特別オープン、3・4・5日の祝日はクローズ/入場無料/Photo:今村文《無題》2016年、エンカウスティーク、パネル、漆喰、直径 170×4.0(D) cm ©︎Fumi IMAMURA, courtesy of WAITINGROOM

Apr
29

映画『PARKS』

吉祥寺のシンボル・井の頭恩賜公園を舞台に、二人の少女たちが運命的に出会い、人生のとば口にたたずむ“何者でもない”若者たちが、かけがえのない時間を共に過ごし、成長していく姿を描いた今作。脚本・監督を手がけたのは、デビュー作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で高い評価を受け、瑞々しい感性を発揮する新世代の旗手・瀬田なつき。彼女によって、映画「古都」など数々の話題作に出演する実力派・橋本愛、ドラマなどで人気を集める期待の新人・永野芽郁といった人気俳優たちの、若さ溢れる新鮮な魅力が存分に引き出され、世界的に注目される音楽家トクマルシューゴなど20組以上の音楽家たちが手がけた楽曲群が、時に爽やかに、時に切なく物語を彩る。誰もが一度は経験する青春の焦燥感を繊細に描いた群像劇は、世代を超えて観る者の心を震わすことだろう。

4/22(土)よりテアトル新宿、4/29(土)より吉祥寺オデヲンほか全国順次公開 ( http://www.parks100.jp ) /監督・脚本:瀬田なつき/音楽監修:トクマルシューゴ/出演:橋本愛、永野芽郁ほか/118分・カラー/2017年 日本 /配給:boid/Photo:©2017 本田プロモーション BAUS

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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