things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Nov
17
-
Mar
31

250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE®

いつの時代も夢見る少女たちを虜にしてきた月刊少女漫画『りぼん』。創刊60周年を記念したコラボイベントが、地上445mに位置する東京スカイツリー天望回廊で3月31日(金)まで開催されている。歴代作品の名場面が飾られた天望シャトル(エレベーター)に搭乗して天望回廊に到着すると、1980年代から1990年代の人気作品『天使なんかじゃない』や『ときめきトゥナイト』などの印象的なシーンが演出され、漫画世界に入り込んだかのような特別な空間が広がる。さらに、天望デッキフロア340・SKYTREE CAFEでは各作品をイメージした限定コラボメニューを楽しむこともできる。女性の心を掴み続けて来た“甘酸っぱさ”や“ドキドキ感”が展示空間に広がり、誰もがあの頃のピュアな気持ちに立ち返れるはず。

東京スカイツリー®( http://www.tokyo-skytree.jp/special/ribon2016 ) /開催中〜3月31日(金) / 8:00〜22:00 (21:00最終入場) /特別企画入場券:3,700円(税込)※事前予約が必要 / 詳細はWEB / Photo: ©集英社・りぼん ©TOKYO-SKYTREE

Nov
17
-
Apr
4

Poetic Pastel Exhibition “Inaka no Hana”

ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ジョアンナ・タガダ率いるコラボレーションプロジェクト・Poetic Pastel(ポエティック パステル)によるグループ展“Inaka no Hana”が開催されている。“いなかのくらし”というコンセプトのもとに、異なる国に暮らす6人のアーティストが集う本展では、共通して想起される「幼少期の繊細な記憶」や「自然破壊への危惧」といった視点や関心を、各々の手法によって表現した作品が並ぶ。 “見る、記憶する、呼吸する”ことを促すこの展示空間で、利益のための自然破壊や、使い捨ての文化に溢れた現代社会に暮らす自らの立ち位置について、もう一度見直してみたい。

Nidi Gallery ( http://nidigallery.com/schedule/24128 ) /開催中〜 4月4日(火)/13:00 〜 20:00 / 月曜休館 / 入場無料

Mar
25

映画『未来よ こんにちは』

『あの夏の子供たち』や『EDEN/エデン』など、瑞々しい感性と柔らかな語り口で描く作品で世界中から注目を集める女性監督、ミア・ハンセン=ラブ。彼女による待望の新作『未来よ こんにちは』が、全国の劇場で公開がスタートした。第66回ベルリン国際映画祭の銀熊賞に輝いた今作では、突然の別れによって訪れる孤独や、不可逆的な時の流れをしなやかに受け入れ生きていくヒロインの姿を、フランスの大女優イザベル・ユペールが鮮やかに演じている。今、最も注目を集める2人の女性のクリエイティビティが溶け合う美しい映像は、自分らしく力強く生きることを肯定し、観る者の「明日」を明るく照らしてくれるに違いない。

3月25日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開 ( http://crest-inter.co.jp/mirai/ ) / 監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ 出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン他 / 102分・カラー / 2016年 フランス・ドイツ / 原題:L’AVENIR / 配給:クレストインターナショナル / ©2016 CG Cinéma · Arte France Cinéma · DetailFilm · Rhône-Alpes Cinéma

Nov
17
-
Apr
15

中村恭子「皿鉢絵巻展」

日本各地の自然環境や、民俗風習に感化された作品を制作する日本画家・中村恭子。新作個展「皿鉢絵巻展」は、高知・土佐の宴席で振舞われる大皿料理「皿鉢」に着目したユニークな内容。賑やかな宴を再現した長さ約14メートルにもなる“絵巻物”作品には、鯛のお造りや鯖の姿ずしなど色とりどりの料理が並び、その間をカエルやスズメがコミカルに動き回る。食べる順番や参加する人、食物と人の間にさえ壁を設けない、自由奔放でスペクタクルな宴に観る者は惹き込まれ、作品の根底に流れる、日本という国の郷土文化の多様性や奥深さに気付かされるだろう。

art space kimura ASK? ( http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/2017/04_nakamura/nakamura_kyoko.html )開催中〜4月15日(土)/ 11:30~19:00 ※最終日は17時まで / 休廊日:日曜 / 入場料:無料

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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