things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Apr
7
-
Mar
19

VOILLD Haruhi Ise’s Collection/VOILLD 伊勢春日コレクション

アートを軸に、企画展やイベント開催など、若手気鋭作家たちとともに新たな価値観を発信し続けている中目黒のアートギャラリー、VOILLD。同ギャラリーのディレクター・キュレーターをつとめる伊勢春日が、TOKYO CULTUART by BEAMSで自身初となるコレクション展を開催する。自らさまざまな場所へと足を運び、独自の目線で収集してきた約100点の平面・立体作品たちは、新しい価値観を与えてくれるものばかり。とんだ林蘭との限定コラボアイテムや、VOILLDオリジナルグッズなども販売される。「ファッションや音楽を楽しむように、アートにも気軽に触れてほしい」という彼女の思いが詰まった展示を、感情の赴くままに楽しんで。

TOKYO CULTUART by BEAMS( http://www.voilld.com/post/158698470649/isecolle2017 )/4月7日(金)〜4月19日(水)/開廊時間:11:00〜20:00 ※4月7日(金)、4月19日(水)は18:00 までの営業 ※4月13日(木)は店休日/入場無料/オープニングレセプション:4月8日(土)18:00〜20:00/トークショー 4月9日(日)17:00〜18:00 出演:伊勢春日、加賀美健、とんだ林蘭、4月16日(日)17:00〜18:00 出演:伊勢春日、magma(杉山純、宮澤謙一)

Apr
8
-
May
13

花代「hanayo III」

半玉修業を経験し、モデルや女優、パフォーマー、写真家、アーティストなど、表現者として多彩な顔を持ち、領域横断的な制作を続ける花代。自身の日常を鮮やかな色彩で切り取る写真やコラージュ、またそこに音楽や立体表現を加えた作品は、国内外のアートシーンで高い評価を受け、注目されている。タカ・イシイギャラリーで3度目となる今回の個展では、8mmフィルムの映像作品と、祖父の形見であるカメラで撮影した写真作品が展示される。幻想的な色のトーンとアナログの繊細なニュアンスがアブストラクトなイメージの中で溶け合い、粒子と光の表現が鮮烈に写し出される作品を通して、彼女の飽くなき好奇心や瑞々しい感性に触れてみてはいかがだろう。

タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/15904/)/4月8日(土)〜5月13日(土)/定休日:日・月・祝祭日/11:00〜19:00/入場無料/オープニング・レセプション:4月8日(土)18:00〜20:00/Photo:Hanayo, “Untitled”, 2017, C-print, 84 x 60.1 cm © Hanayo / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

Dec
26
-
Apr
8

橋爪 彩 個展「This isn’t Happiness」

国内外での大規模な展示や、広告・パッケージへの作品提供、後進の指導など、アートの第一線で精力的に活動の幅を広げてきた、画家の橋爪彩。「This isn't Happiness」と題された本展において彼女は、「アーティスト」という“必ずしも幸福ではないが、決して不幸ではない”運命的職業の本質について深く迫っている。物足りなさや孤独感といった、ネガティブな観念と向き合うことによって初めて生まれる芸術表現の数々は、美しいという言葉だけでは語りきれない、重層的な感情の動きを観る者の内に呼び起こし、意識の深い部分に刺さることだろう。「与え続けることが作家の人生である」と語る彼女のアーティストとしての生き様を、静けさの中で怪しげに立ち籠める啓示に満ちた作品を通して感じて欲しい。

イムラアートギャラリー ( http://www.imuraart.com/exhibition/archive/post_57.html ) / 開催中~4月8日(土) /休廊日:日曜、月曜、祝日 / 12:00〜19:00 / 入場無料

Dec
26
-
Apr
16

「Mökki」ERI SHIMATSUKA EXHIBITION 2017

幼い頃にフィンランドを訪れ、現地の自然から強いインスピレーションを受けたのをきっかけにテキスタイルデザイナーを志したという島塚絵里。現在はヘルシンキを拠点に、マリメッコをはじめ、コッカ、キッピスなどのブランドにデザインを提供するなど、幅広く活躍している。今回の個展はMökki(コテージ)がテーマ。自然に包まれたシンプルなMökkiは、春になるとフィンランド人の多くが思いを馳せる、忙しない日常から切り離された温かみのある空間。自身の手掛けるシリーズ作品“Pikku saari”の新作や、MOOMINとのコラボレーション作品たちが、ヘルシンキのギャラリーLOKALからセレクトされた美しいクラフト作品とともに並ぶ。北欧独特の洗礼されたポップな色使いとそのデザインは、観る者の心を明るく、穏やかに温めてくれるはずだ。

CASE GALLERY( http://case1823.blogspot.jp/2017/03/case-gallery_18.html )/開催中~4月16日(日)/定休日:月曜/11:00~18:00/入場無料

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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