日本映画の現在
三宅唱監督、横浜聡子監督、空族(富田克也監督、相澤虎之助監督)、入江悠監督、真利子哲也監督、深田晃司監督。自主映画、商業映画の垣根を超えて日本映画を牽引し、世界で注目される若手映画監督7人の特集。監督とゲストによるトークショーも多数開催している。
シネマヴェーラ渋谷(http://www.cinemavera.com/)/開催中〜10月14日(金)/特別一本立てのため料金については劇場まで問い合わせください/Photo:『ディストラクション・ベイビーズ』©2016『ディストラクション・ベイビーズ』製作委員会
荒木由香里 個展「眼差しの重力」
愛知県を拠点に活躍する現代美術作家・荒木由香里の東京での初個展が開催中。フランスでの滞在制作を経て参加したブリュッセルでの展覧会や、愛知県美術館で行った個展など活動の場を広げている彼女。今回の個展は、万物に働く「重力」がテーマ。この世界を支配する重力をどのように捉え、ねじ曲げていくのか、彼女の作品にしかない新しいものの見方、眼差しを感じられるはず。
LOKO GALLERY(http://lokogallery.com)/開催中〜10月29日(土)月曜・祝日休廊/11:00〜19:00/入場料:無料
スーメイ・ツェ 個展「Moony Tunes」
ルクセンブルク出身の気鋭の現代美術作家スーメイ・ツェが瀬戸内国際芸術祭と連動した新作展示を行う。月の満ち欠けを楽譜にみたて、深い色の大理石を用いて表現した《Moons》を公開する。ギャラリーではさらに、中国の奇石 にヒントを得た《Nested》も展示される予定である。
ART FRONT GALLERY(http://www.artfrontgallery.com)/[問]03-3476-4869/10月14日(金)〜11月20日(日)月曜休廊/11:00〜19:00 ※レセプション 10月14日(金)18:00〜20:00/入場料 無料
山城知佳子 個展「創造の発端 –アブダクション/子供–」
沖縄戦の記録と記憶の継承に始まり、在沖米軍基地によって引き起こされる沖縄が抱えてきた複雑な状況と向き合い、制作を続けてきた作家、山城知佳子。本展では、ダンサーの川口隆夫が、舞踏家の故・大野一雄の伝説的な舞台を「再現」するプロセスに、彼女が密着取材した映像作品を上映。作品を深く感じる為に、補助的な意味合いを持つその他映像、本編のスチル写真作品も展示されている。
Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(http://www.ycassociates.co.jp/)/[問]03-6276-6731/開催中〜10月15日(土)/定休日:日、月、祝日/12:00〜19:00/入場料:無料/Photo: ©Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates 山城知佳子『創造の発端 -アブダクション/子供-』(2015年、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品)
シャルロット・デュマ写真展「Stay」
現代社会における動物と人間との関わりをテーマに作品を発表している、オランダ人写真家シャルロット・デュマ。2012年にスタートした、日本全国に8品種現存する“在来馬”を撮影するプロジェクトの集大成として、北海道・長野・宮崎・与那国島など8カ所を巡って撮られた50点余りの作品を展示。併設のスペースGallery 916 smallでは、映像作品の特別上映も行っている。彼らの姿を通して土地や人の記憶に触れ、歴史を紐解いていこうとするシャルロット・デュマの新たなる試みを感じたい。
Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(http://www.ycassociates.co.jp/)/[問]03-6276-6731/開催中〜10月15日(土)/定休日:日、月、祝日/12:00〜19:00/入場料:無料/Photo: ©Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates 山城知佳子『創造の発端 -アブダクション/子供-』(2015年、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品)