気鋭のDJ女子Licaxxxをつくる5つの要素

その壮麗なルックスとは裏腹に、骨のある音を放ち、新世代DJとして幅広いシーンで活躍するLicaxxx。音楽をはじめ、映画やファッションにも精通している彼女を語るうえで欠かせない、5つを紹介。

1

赤いリップ

もはや顔の一部と言っても過言ではない。毎日つけ続けて、早数年。リップを塗った瞬間に、感覚がONになる。血のように濃くて、暗い赤が好き。

2

寺山修司

映画『田園に死す』を初めて見たときの視覚的衝撃と、投げかけられる疑問の深さが、今でも私のクリエイティブの源になっている。

3

ジャイルス・ピーターソン

一口に“音楽”を語ったり、“新しい”といったりするのは簡単だけど、自分のフィルターを通して、それを発信するのはなかなか難しい。ジャンルや国、雰囲気のまったく違う音楽を、縦横無尽に紹介する彼の姿勢は、今でも目が離せない。”ジャイルス”というジャンルがいちばん洒落ていて、なおかつ分かりやすい。”リカックス”も、そんなジャンルであって欲しい。

4

日本人の作る音楽、服

特に意識してなかったけど、sauce81Keita Sanoなど、日本人アーティストのレコードをよく買っている。特に意識してなかったけど、TOGAFACETASMC.Eなど、日本のブランドをよく買っている。

5

おいしい食べ物

ご存知のとおり、めちゃくちゃ食いしん坊なので、おいしいお店は欠かさずチェック。

Licaxxx

1991年生まれ。ビートミュージックを中心に、ファンキーかつ骨太なプレイを心がけたDJスタイルで、全国のあらゆるジャンルのパーティーに出演。そのほか、ビートメイカー、ライター、ラジオパーソナリティーなどの顔も持ち、音楽にまつわるさまざまな活動を行っている。

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