things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

Oct
7
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Nov
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篠崎裕美子 「Neoplasm」

観る者の好奇心を刺激するカラフルで独特な外観の陶器を作りだす現代工芸作家の篠崎裕美子。現在、ギャラリーSNOW Contemporaryで彼女の新作展示「Neoplasm」が行われている。本展では、高度に情報化した現代社会において消費されるイメージやモノからインスピレーションを得た作品が展示される。タイトルの「Neoplasm」とは「腫瘍」を意味しており、腫瘍が静かに体内で増殖・転移を繰り返す様と、人々の欲求を糧に溢れ続けるイメージやモノたちの様相が重ね合わせられている。

SNOW Contemporary (http://snowcontemporary.com) /10月7日(金)‒ 11月5日(土)/11:00‒19:00/入場料:無料/Courtesy of 篠崎裕美子「不滅ポルノ」2016 陶器 35x23xh25cm/Photo : Satoshi Nagano

Nov
1
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23

MARI AMITA「DEAR」

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、GLAY、サザンオールスターズ、 Perfume、木村カエラ等のCDジャケット、ファッション広告写真、アーティストの写真集や音楽カルチャー雑誌など、数多くの媒体で幅広く活躍するアミタマリ。彼女が捉え写し出す静かで澄んだ空気感と、その裏に潜む瞬間の温度には独特なものがあり、彼女の活動とともに作品への評価を着実に高めてきた。今回初となる104􏰀Rmondでの展示は、自然光の入るガレージ空間を活かし、近年彼女が撮り続けてきた空や波といった自然写真を中心に、大四切 20点、大全紙10点の作品が展示される。

104 GALERIE 104 Rmond (http://www.104galerie.com/)/11月1日(火)-11月23日(水)/12:00-20:00(休館日: 11月9日、11月16日)※オープニングレセプション: 11月1日(火) 18:00-20:00 作家来廊/入場料:無料

Nov
5

ベストセラーコミック「溺れるナイフ」待望の映画化

講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」が、待望の映画化。小松菜奈、菅田将暉のW主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストの発表に、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰。監督は、日本映画界最注目の新鋭・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーが誕生した。

公式サイト(http://gaga.ne.jp/oboreruknife/)/11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷 他全国ロードショー/監督:山戸結希/原作:ジョージ朝倉/出演:小松菜奈 菅田将暉 重岡大毅 上白石萌音

Nov
6
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Dec
4

大山マリモ、池野詩織 Photo book & Exhibition 「SPICY PROOF」

スケートシーンで活動する大山マリモと、ファッションや音楽などさまざまなシーンで活動する池野詩織が、共同写真集『SPICY PROOF』を刊行。出版を記念した展示が東京と大阪で行われる。異なるシーンで活動する二人の写真家が切り取るのは、とりとめのない日常や同じ時代を生きる仲間たちの姿。「いつかなくなってしまう言葉にならない日々」としてまとめられた写真たちが映し出す、無邪気で生々しい瞬間を感じでほしい。展示会場では、大阪のスケートシーンを牽引するWHIMSYとの展示記念コラボレートプロダクトも発表される。

大阪:VOYAGE KIDS (https://twitter.com/voyage_kid... ) /11月6日(日)〜11月13日(日)/14:00〜20:00/レセプションパーティー 11月5日(土)/18:00~22:00、

東京:みどり荘 ( http://midori.so ) /11月27日(日)~12月4日(日)/13:00~20:00 レセプションパーティー 11月26(土)19:00~22:00、

/Photo:「SPICY PROOF」Photography by Marimo Ohyama & Shiori Ikeno, Editorial support by Masashi Furukawa[MFRKW], Words by STANG, Letters by RU, Size B5 W182 x H257mm, Full color 64 Pages, Paperback, Printed in Japan, Self Published 2016

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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