things to see and do this week

今週見たい映画やアート、カルチャーイベント4選。

May
19
-
Oct
14

日本映画の現在

三宅唱監督、横浜聡子監督、空族(富田克也監督、相澤虎之助監督)、入江悠監督、真利子哲也監督、深田晃司監督。自主映画、商業映画の垣根を超えて日本映画を牽引し、世界で注目される若手映画監督7人の特集。監督とゲストによるトークショーも多数開催している。

シネマヴェーラ渋谷(http://www.cinemavera.com/)/開催中〜10月14日(金)/特別一本立てのため料金については劇場まで問い合わせください/Photo:『ディストラクション・ベイビーズ』©2016『ディストラクション・ベイビーズ』製作委員会

May
19
-
Oct
29

荒木由香里 個展「眼差しの重力」

愛知県を拠点に活躍する現代美術作家・荒木由香里の東京での初個展が開催中。フランスでの滞在制作を経て参加したブリュッセルでの展覧会や、愛知県美術館で行った個展など活動の場を広げている彼女。今回の個展は、万物に働く「重力」がテーマ。この世界を支配する重力をどのように捉え、ねじ曲げていくのか、彼女の作品にしかない新しいものの見方、眼差しを感じられるはず。

LOKO GALLERY(http://lokogallery.com)/開催中〜10月29日(土)月曜・祝日休廊/11:00〜19:00/入場料:無料

Oct
14
-
Nov
20

スーメイ・ツェ 個展「Moony Tunes

ルクセンブルク出身の気鋭の現代美術作家スーメイ・ツェが瀬戸内国際芸術祭と連動した新作展示を行う。月の満ち欠けを楽譜にみたて、深い色の大理石を用いて表現した《Moons》を公開する。ギャラリーではさらに、中国の奇石 にヒントを得た《Nested》も展示される予定である。

ART FRONT GALLERY(http://www.artfrontgallery.com)/[問]03-3476-4869/10月14日(金)〜11月20日(日)月曜休廊/11:00〜19:00  ※レセプション 10月14日(金)18:00〜20:00/入場料 無料

May
19
-
Oct
15

山城知佳子 個展「創造の発端アブダクション/子供

沖縄戦の記録と記憶の継承に始まり、在沖米軍基地によって引き起こされる沖縄が抱えてきた複雑な状況と向き合い、制作を続けてきた作家、山城知佳子。本展では、ダンサーの川口隆夫が、舞踏家の故・大野一雄の伝説的な舞台を「再現」するプロセスに、彼女が密着取材した映像作品を上映。作品を深く感じる為に、補助的な意味合いを持つその他映像、本編のスチル写真作品も展示されている。

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(http://www.ycassociates.co.jp/)/[問]03-6276-6731/開催中〜10月15日(土)/定休日:日、月、祝日/12:00〜19:00/入場料:無料/Photo: ©Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates  山城知佳子『創造の発端 -アブダクション/子供-』(2015年、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品)

Oct
7
-
Dec
25

シャルロット・デュマ写真展「Stay

現代社会における動物と人間との関わりをテーマに作品を発表している、オランダ人写真家シャルロット・デュマ。2012年にスタートした、日本全国に8品種現存する“在来馬”を撮影するプロジェクトの集大成として、北海道・長野・宮崎・与那国島など8カ所を巡って撮られた50点余りの作品を展示。併設のスペースGallery 916 smallでは、映像作品の特別上映も行っている。彼らの姿を通して土地や人の記憶に触れ、歴史を紐解いていこうとするシャルロット・デュマの新たなる試みを感じたい。

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(http://www.ycassociates.co.jp/)/[問]03-6276-6731/開催中〜10月15日(土)/定休日:日、月、祝日/12:00〜19:00/入場料:無料/Photo: ©Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates  山城知佳子『創造の発端 -アブダクション/子供-』(2015年、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品)

This Week

和洋新旧の混交から生まれる、妖艶さを纏った津野青嵐のヘッドピース

アーティスト・津野青嵐のヘッドピースは、彼女が影響を受けてきた様々な要素が絡み合う、ひと言では言い表せないカオティックな複雑さを孕んでいる。何をどう解釈し作品に落とし込むのか。謎に包まれた彼女の魅力を紐解く。

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小説家を構成する感覚の記憶と言葉。村田沙耶香の小説作法

2003年のデビュー作「授乳」から、2016年の芥川賞受賞作『コンビニ人間』にいたるまで、視覚、触覚、聴覚など人間の五感を丹念に書き続けている村田沙耶香。その創作の源にある「記憶」と、作品世界を生み出す「言葉」について、小説家が語る。

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ヴォーカリストPhewによる、声・電子・未来

1979年のデビュー以降、ポスト・パンクの“クイーン”として国内外のアンダーグランドな音楽界に多大な影響を与えてきたPhewのキャリアや進化し続ける音表現について迫った。

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川内倫子が写す神秘に満ち溢れた日常

写真家・川内倫子の進化は止まらない。最新写真集「Halo」が発売開始されたばかりだが、すでに「新しい方向が見えてきた」と話す。そんな彼女の写真のルーツとその新境地を紐解く。

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動画『Making Movement』の舞台裏にあるもの

バレリーナの飯島望未をはじめ、コレオグラファーのホリー・ブレイキー、アヤ・サトウ、プロジェクト・オーらダンス界の実力者たちがその才能を結集してつくり上げた『Five Paradoxes』。その舞台裏をとらえたのが、映画監督アゴスティーナ・ガルヴェスの『Making Movement』だ。

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アーティスト・できやよい、極彩色の世界を構成する5つの要素

指先につけた絵の具で彩色するフィンガープリントという独特の手法を用いて、極彩色の感覚世界を超細密タッチで創り出すアーティスト・できやよい。彼女の作品のカラフルで狂気的な世界観を構成する5つの要素から、クリエーション誕生の起源を知る。

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ハーレー・ウェアーの旅の舞台裏

写真家ハーレー・ウィアー(Harley Weir)が世界5カ国に生きる5人の女性を捉えた旅の裏側、そして、ドキュメンタリー映像作家チェルシー・マクマレン(Chelsea McMullen)が現代を象徴するクリエイターたちを捉えた『Making Images』制作の裏側を見てみよう。

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『Making Codes』が描くクリエイティヴな舞台裏

ライザ・マンデラップの映像作品『Making Codes』は、デジタルアーティストでありクリエイティヴ・ディレクターでもあるルーシー・ハードキャッスルの作品『Intangible Matter』の舞台裏をひも解いたものだ。その作品には、プロデューサーとしてファティマ・アル・カディリが参加しているほか、アーティストのクリス・リーなど多くの有名デジタルアーティストが関わっている。

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ローラ・マーリンが表現する、今“見る”べき音楽

イギリス人のミュージシャン、ローラ・マーリンのニューアルバムに満ちている“ロマンス”。男っぽさがほとんど感じられないその作品は、女性として現代を生きることへの喜びを表現している。

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